園芸の基礎知識
培養土とは?購入前に確認したい用途・肥料・使い方
執筆:NextMeet編集部 / 公開 / 更新
植え替え用の土を買うとき、最初に確かめたいのは「そのまま植えられる土か、何かに混ぜる材料か」です。名前が似ていても、使い方まで同じとは限りません。
培養土と、配合する材料の違い
園芸店で見かける培養土には、植え付けに使うため複数の材料を配合した製品があります。一方、赤玉土などの材料名で売られている袋は、自分で土を配合する際の材料にもなります。「用土」という言葉だけで、完成した配合土か単独の材料かを判断せず、用途と使用方法を見ましょう。
例えば、ハイポネックスの「培養土 鉢・プランター用」は、元肥を配合し、そのまま使える製品です。ただしメーカーは使わない植物も明記しています。「そのまま使える」は「あらゆる植物に使える」という意味ではありません。メーカー仕様
買う前に見るのは、用途・肥料・使い方
まず用途を合わせます。 鉢植え用なのか、種まきやさし芽用なのかを確認してください。花ごころの「さし芽種まきの土」には、粒子の細かさや配合原料の説明があります。同じ土売り場でも、作業の目的に合わせた製品があります。メーカー仕様
次に、肥料が入っているかを見ます。 元肥入りなら、追加する前に使い方と追肥の説明を読みます。「肥料を足すほど安心」と考えて自己流で上乗せせず、育てる植物と使用製品の説明を照合しましょう。
最後に、そのまま使うか、混ぜて使うかを確かめます。 土壌改良材などの表示がある袋も、完成した培養土と同じ使い方だと決めつけないこと。必要なら売り場で「この植物を鉢に植えるため、そのまま使える土を探している」と伝えると、確認する条件が明確になります。
使い始めは、配合を足す前に説明を読む
購入した土に別の材料を足す場合は、何を変えたいのかを先に考えます。単に材料を増やすだけでは、もとの製品が想定する使い方とは変わってしまいます。配合の変更が必要か迷うなら、対象植物への適合を先に確認してください。
開封後の扱いも袋の説明が基準です。前述のハイポネックス製品では、使用後の密封と、雨水・湿気などを避けた保管を案内しています。これは当該製品の説明なので、別製品の保存期間や再利用方法まで同じとはしません。
土を選ぶときは、商品名だけでなく「何に使うか」「肥料は入っているか」「どう使うか」の3点を控えておくと、購入後も説明を確認できます。植物別の配合を覚える前に、今買う土の用途と使い方を確かめることが、土選びの出発点です。